刑務所で死亡したロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏について、現地当局は依然、母親に遺体との対面すら許さず、また死因に関する調査は延長されました。
北極圏の刑務所で死亡したと16日に発表されたナワリヌイ氏について、母親と弁護士は19日、現地の遺体安置所を訪ねましたが、当局から入ることは許可されませんでした。
ナワリヌイ氏の広報担当者によると、遺体が安置所にあるのかどうか母親らには明らかにされず、また死因は特定されていないとして調査の延長が告げられたということで、広報担当者は「嘘をつき時間稼ぎをしている」と批判しています。
人権団体は、ナワリヌイ氏の遺体を遺族側に引き渡すよう求める市民らの嘆願書が19日、6万件を超えたと明らかにしています。
一方、ペスコフ大統領報道官は、遺体の引き渡しについて「われわれはこの問題には関与していない。大統領府の職務ではない」と表明。そのうえで、プーチン政権を非難する欧米の政治家の発言は「容認できない」と反発しています。
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