【甲子園・高校野球名勝負のその後】「おまえに会うんが楽しみやったんや」 延長18回の死闘“箕島対星稜”で名将・尾藤公監督が心を通わせた敵チームの“加藤くん”

熱戦が続く全国高校野球選手権。今から46年前の夏の大会で「史上最高の名勝負」と謳われた試合があります。1979年、第61回大会の箕島対星稜の一戦です。延長18回を戦った死闘は長い年月を経ても語り継がれていますが、当時を戦った人たちは折に触れて心を通わせてきました。1979年8月16日、石川代表の星稜は、春夏連覇を狙う和歌山代表・箕島と3回戦で対戦しました。1対1の同点で延長戦に突入してからは、星稜が勝ち越し箕島が…