東京電力・福島第一原発の処理水の放出に反対する中国が日本の水産物の輸入を全面的に停止した影響で、9月の中国向けの水産物の輸出額は去年に比べて9割以上減少しました。
農林水産省が発表した今年9月の中国向けの水産物の輸出額は去年に比べて90.8%減少し、8億円となりました。福島第一原発にたまる処理水の放出に反対する中国が、放出が始まった8月24日から日本の水産物の輸入を全面的に停止したことが要因です。
宮下農水大臣
「北海道で水揚げされるホタテは、産地からの聞き取りによりますと、冷凍の在庫が増加して積み上がってる」
具体的には、去年に比べて、▼「ホタテ貝」がマイナス53億円、▼「なまこ」はマイナス10億円と、中国で人気の食材の輸出額が大きく落ち込みました。
ただ、香港やアメリカへの輸出額が増えたことなどから、9月の世界への水産物の輸出額は去年に比べて2.7%増えて330億円となっています。
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