日銀が国内企業およそ1万社から景気判断を聞き取った6月の「日銀短観」が発表され、「大企業の製造業」は7期ぶりに改善しました。
日銀が国内の企業およそ1万社から景気判断を聞き取り、3か月に1度発表する短観。景気動向を占ううえで重要な経済指数となっていて、きょう、6月分の調査結果が公表されました。
それによりますと、「大企業の製造業」では前回の3月から4ポイント上昇して「プラス5」と、2021年9月以来、7期ぶりに改善しました。半導体の供給不足が和らぎ、自動車生産が持ち直したことなどが要因です。
また、「大企業の非製造業」も前回より3ポイント上昇の「プラス23」と5期連続で改善しました。外国人観光客の増加で「宿泊・飲食サービス」が大幅に回復したことなどが要因です。

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