マイナンバーカードを使ってコンビニなどで証明書を交付するサービスで新たにトラブルが発生し、富士通は再びシステムを停止すると発表しました。
富士通によりますと、今月28日、福岡県宗像市役所の庁舎内のマイナカードを使った証明書の交付サービスで、誤って別人の証明書が発行されたということです。
このシステムは2019年にも同じ不具合が起きていて、全国の自治体でシステムの修正が行われましたが、宗像市では変更がされていませんでした。
また、相次ぐ誤交付を理由に、今月17日まで行われていた一斉点検でも不具合が見逃されていたということです。
システムを運営する富士通の子会社は、全国123の自治体などで再度、システムを止めて点検を行うことにしています。

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