株価の上昇が止まりません。きょうの東京株式市場では日経平均株価が500円以上値上がりし、3万3000円目前まで上昇しました。

日経平均株価の急ピッチでの上昇に、市場関係者は「アメリカが今回の会合で利上げを休止するのではとの期待も株価を押し上げている」と話しています。

きょうの東京株式市場では取引開始直後から買い注文が優勢となり、日経平均株価は500円以上値上がりし、3万3000円目前まで上昇しました。

取引時間中のバブル後の最高値を更新し、午前の終値はきのうに比べ512円高い3万2946円となりました。

前日のニューヨーク市場でハイテク関連株が上昇した流れを引き継ぎ東京市場でも半導体関連の銘柄の上昇が目立っているほか、トヨタ自動車やソフトバンクグループが一時、年初来高値を更新するなど株価を押し上げています。

今週は日本とアメリカの金融政策を決める会合が控えていて、日米の中央銀行がどのような判断を下すのかに市場が注目しています。