韓国の旧統一教会と前大統領政権との癒着疑惑をめぐり、特別検察官から出頭要請を受けていた旧統一教会の韓鶴子総裁が週内にも出頭する意向を示しました。
世界平和統一家庭連合=旧統一教会の韓総裁をめぐっては、尹錫悦前大統領と親しい国会議員に不正に政治資金を提供した疑惑や、教団の元幹部らを通じて、尹前大統領の妻・金建希被告にネックレスなどを贈り、教団の事業に便宜を図るよう依頼した疑惑が持たれています。
捜査を進める特別検察官はこれまで韓総裁に3度にわたって出頭を要請していましたが、韓総裁はいずれも健康上の問題を理由に拒否していました。
関係者によりますと、韓総裁側は17日か18日に出頭する意向の文書を特別検察官に提出しました。
一方、特別検察官は韓総裁が再三の出頭要請にも応じていないことから、拘束令状の請求も検討しているということです。

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