東証プライム上場「エムスリー」の子会社が、取引相手に自社ソフトの販売協力を事実上強制したとして、公正取引委員会が立ち入り検査に入ったことが分かりました。
公正取引委員会による立ち入り検査を受けたのは、「エムスリー」の子会社で介護の記録ソフトの販売などを手掛ける「ロジック」です。
関係者によりますと、「ロジック」は取引相手に対して、自社のソフトの販売協力を事実上強制した独占禁止法違反の疑いがもたれていて、公正取引委員会が23日午前、関係先10か所以上に立ち入り検査したということです。
介護保険の請求システムを製造・販売する業者がロジックの介護記録ソフトを使う際、販売協力しない場合はソフトを使わせないようにしたとみられていて、公正取引委員会が詳しい経緯などを調べています。

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