東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、韓国側が日本に派遣した視察団について、西村経済産業大臣は「丁寧に説明をしていきたい」と話しました。

西村経済産業大臣
「韓国の専門家による福島第一原発の視察においても、丁寧に説明を、数字なども含めて行いたいし、今のタンクの現状、工事の状況なども丁寧に見ていただき、また説明したい」

西村大臣は閣議のあとの会見でこのように話し、視察団の受け入れを通じて「処理水放出の安全性について、韓国国内で理解が深まることを期待している」との考えを改めて示しました。

原発や放射線の専門家らでつくる韓国の視察団は23日から24日の2日間、東京電力福島第一原発を訪問し、処理水の放出設備などの視察を予定しています。