アメリカの銀行が相次いで経営破綻したことについて、鈴木金融担当大臣は「日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は低い」との考えを示しました。
鈴木俊一金融担当大臣
「現在の日本の金融機関は総じて充実した流動性・資本基盤を維持しておりまして、金融システムは総体として安定している。現時点では、今回の破綻が日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は低いと考えています」
鈴木大臣はこう述べた上で、影響を注視する考えを示しました。きょうの東京株式市場では全面安の展開となり、日経平均株価は、午前は一時、700円安となりました。

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