国産ウイスキーの人気が世界的に高まっている中、キリンビールは50年もの原酒使ったウイスキー発売すると発表しました。

キリンビール 堀口英樹社長
「富士御殿場蒸留所が50年目の節目を迎える。ブランドの魅力をさらに高めていきたい」

キリンビールは、ことし富士御殿場蒸溜所が開業50年を迎えることから、50年前から2010年代までの各世代の原酒を使ったウイスキーを数量限定で発売します。また、シングルモルトのウイスキーの新商品も5月に投入します。

堀口社長は、「国産ウイスキーを将来の成長エンジンにしたい」と説明。▼ウイスキーが国の重点輸出項目に指定されたことや、▼円安を追い風にアメリカやヨーロッパ各国に輸出を拡大するということです。

「富士」のブランドについては、2030年までに現状の10倍となる40億円の売り上げを目指すとしています。