日本銀行は金融政策決定会合で、現状の金融緩和を維持することを決めました。

日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で、現在の大規模な金融緩和策を維持することを全員一致で決めました。国債市場の機能低下といった副作用が目立ち、一部では政策を修正するとの見方もありましたが、景気の下支えを優先し現状を維持しました。

これを受けて、外国為替市場では円安に振れ、一時1ドル137円に迫る場面もありました。一方、日経平均株価は351円の値下がりで午前の取引を終えていましたが、午後は一時400円を超える値下がりとなりました。