松野官房長官は、ロシアのプーチン大統領がアメリカとの核軍縮の枠組み「新START」=新戦略兵器削減条約の履行停止を発表したことに懸念を示し、「引き続き動向を注視する」と述べました。
松野官房長官
「新STARTは、米ロ間の戦略的安定性に資すると同時に、両国の核軍縮における重要な進展を示すものであり、ロシアが同条約の履行を停止する旨を発表したことを懸念しています」
松野官房長官は、「従来から米ロを含む関係国を巻き込んだ軍備管理、軍縮の取り組みが重要であると考えてきており、引き続き動向を注視する」と述べました。
また、「唯一の被爆国として、ロシアによる核の威嚇や使用はあってはならないと考えている」と改めて強調し、こうした日本の立場をさまざまな場面で強く訴えていくと述べました。
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