中国軍が行っている軍事演習について、台湾国防部はけさまでに軍用機のべ130機が台湾周辺で活動しているのを確認したと発表しました。

中国軍はきのうから台湾周辺で軍事演習を行っていますが、台湾国防部によりますと、日本時間のけさ7時までの24時間に、のべ130機の中国軍用機と14隻の艦船、海警局の船舶8隻が台湾海峡で確認されたと発表しました。

このうち軍用機90機が"事実上の停戦ライン"である中間線を越えたとしています。台湾軍は軍用機や艦船、ミサイルシステムなどで監視、対応しているということです。また、台湾の交通部は軍事演習に伴い、きょう台湾を発着する国際線あわせて857便・乗客10万人以上に影響が出る見通しだと発表しています。