岸田総理は9日、フィリピンのマルコス大統領と会談し、連続強盗事件への関与が指摘される日本人4人のフィリピンからの送還など一連の協力に謝意を伝えました。
マルコス大統領の来日は去年6月の就任後初めてで、首脳会談はおよそ1時間行われました。
フィリピンでは日本全国で相次ぐ強盗事件への関与が指摘される日本人4人が入管施設に収容されていましたが、首脳会談に間に合わせる形で日本に強制送還されていて、岸田総理は一連の協力に謝意を伝えたということです。
また、会談では、▼海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障面での連携強化などを確認したほか、▼岸田総理はフィリピンが上位中所得国入りできるよう、今年度と来年度で6000億円の官民支援を行うことを約束しました。
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