浜田防衛大臣は、外国の気球が日本の領空に侵入した場合、撃墜ができるかについて「必要なことであれば実施する」との見解を示しました。

記者
「所要の措置のなかには撃墜も含まれるのか」
浜田防衛大臣
「生命と財産を守るためには、必要なことであればそれは実施するということだと思います」

アメリカ軍は今月、アメリカ上空を飛行した中国の気球を撃墜しました。

浜田大臣はきょうの会見で、こうした外国の気球が日本の領空に侵入した場合、自衛隊法に基づき領空侵犯に対する「所要の措置」をとることができると述べました。そのうえで、「所要の措置」に気球の「撃墜」も含まれるのかについては、「必要なことであれば実施する」との見解を示しました。

また、2020年と21年に日本の上空で目撃された同様の飛行物体については、引き続きアメリカとの関連も含めて分析していると述べました。