衆議院の選挙制度のあり方をめぐり、与野党は専門の協議会をつくり、来週から制度の見直しに向けて議論を始めることで合意しました。
国会では2日、与野党の国対委員長が会談し、衆議院の選挙制度の見直しを議論する専門の協議会を設置することで合意しました。
来週から各党の実務者が集まり、議論を始めるということです。
立憲民主党 安住淳 国対委員長
「民意が本当により的確に反映された選挙制度なのかということは、議論をしないといけない」
衆議院の選挙制度は、人口によって小選挙区の数を増減させる「アダムズ方式」を適用していて、前の国会で1票の格差を是正するため、定数を「10増10減」する改正公選法が成立した際にも、「地方の声が反映されにくくなる」といった懸念の声があがっていました。
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