(ブルームバーグ):マレーシアの陸軍司令官ムハンマド・ハフィズディアン・ ジャンタン陸軍大将が即時休職扱いとなった。国営ベルナマ通信が報じたもので、同司令官に対する疑惑の調査を受けた措置だという。
カレド国防相はベルナマに対し、今回の措置により当局は「利益相反なく」調査できるとコメントしたが、疑惑の具体的内容については明言しなかった。
ベルナマは、マレーシア汚職対策委員会(MACC)が2023年から25年にかけての陸軍調達プロジェクトにおける不正疑惑の調査を23日に開始したと報じた。アザム・バキ委員長の発言を引用している。
ベルナマによると、MACCは24日時点で3人から事情聴取した。予備調査で複数の企業が高額な陸軍契約を繰り返し受注していたことが判明したという。情報源は明示していない。
国防省報道部門は28日、コメント要請に対し直ちに回答しなかった。
原題:Malaysia Army Chief Placed on Leave Amid Investigation: Bernama(抜粋)
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