立憲民主党などの野党は2日、児童手当の所得制限を撤廃するよう与党側に要求しました。
立憲民主党 安住淳国対委員長
「茂木幹事長はじめ、与党側、さらに公明党からも撤廃の話が出ている。我々、野党6党1会派も所得制限の撤廃について先ほど一致をしたので、これは今国会で国会の政治の決断でやっていこうと」
国会では2日、与野党による国会対策委員長会談が行われました。会談の中で野党側は与党側に対し、児童手当の所得制限を政府に撤廃させるよう要求。
野党側によりますと、公明党はこれに賛同し、自民党の高木国対委員長も「しっかりと受け止めさせていただきたい」と述べたということです。
立憲民主党の安住国対委員長は「与党から撤廃の話が出ている。野党も撤廃で一致している。国会としての意思を尊重していただきたい」として、岸田総理は所得制限の撤廃を決断すべきだと主張しました。
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