(ブルームバーグ):高市早苗首相は22日午後(日本時間23日午前)、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。対面での会談は高市氏の就任以来、初めて。
冒頭、高市氏は「ウクライナと共にある」とする日本政府の方針は変わらないと発言。国際社会と連携しウクライナ支援と対ロシア制裁に取り組むと述べた。両首脳は国連総会が行われているニューヨークで会談した。
2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始以降、日本はウクライナへの支援を行ってきた。トラックや防弾チョッキなど殺傷能力のない防衛装備品や、エネルギー・インフラ施設が破壊されたことを受けた発電機の供与も行った。
ゼレンスキー氏は16日のNHKとのインタビューで、ドローン開発や防空システム分野などで日本とのさらなる協力に意欲を示していた。
会談の冒頭でゼレンスキー氏は、日本からの支援や対ロ制裁措置へ謝意を示し、「日本のビジネス関係者に復興に関与してもらいたい」と述べた。公の場では、さらなる支援の要請は行わなかった。
ロシアのプーチン大統領は8月、極東サハリン州を訪問中に北方領土の択捉島を訪問。日本は択捉島を含む北方四島は、歴史的にも国際法上も日本固有の領土だと主張しており、高市氏は「強く抗議する」と発言していた。ロシアは最近、中国や北朝鮮との関係も強化しており、日本政府は警戒を強めている。
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.