18日の日本株は続伸する見込み。原油相場の下落と米国の長期金利低下を受け、ハイテク銘柄を中心に米国株が上げた流れを引き継ぐ。

米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3.1%高と大幅に上昇し、日本でもAI・半導体関連株が買われやすい。エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が、同社の半導体販売が今後1年で倍増するとの見方を示したことも追い風になる。

日本銀行はきょうの金融政策決定会合で、政策金利を31年ぶりの高水準となる1.25%に引き上げる見通し。今後の利上げペースと余地が焦点で、声明文や植田和男総裁の会見内容を受けた為替や金利の反応が株式相場にも影響を与えそうだ。

三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト

  • きょうの日本株はAI・半導体関連を中心に買われ、日経平均株価は6万5000円あたりを意識した動きになるだろう-原油安と米長期金利の低下で、米ハイテク株が上がったことが追い風になる
    • 米国の利上げ見通しや債券相場は中東情勢と原油価格次第で、日米のハイテク株は今後もボラタイルな展開が想定される
  • 日中は日銀の審議委員の投票行動と声明文がポイント-ハト派委員が利上げに賛成してタカ派委員からは50bpの利上げ案が出たり、声明文に利上げ継続のメッセージが入ったりすれば、為替がやや円高に振れて株式はマイナスに反応する可能性
    • 植田総裁の会見も含めてタカ派色が出ても、物価抑制に前向きな姿勢が示されて日銀への信頼が強まれば株式には悪くない話-マイナス反応は一時的にとどまるだろう
    • 逆にハト派色が強いとビハインド・ザ・カーブ懸念が強まり、悪い円安と悪い金利上昇になりやすい-株式は一時的にプラスに反応するだろうが、長い目でみればマイナスになる

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