(ブルームバーグ):トランプ米大統領の長男、トランプ・ジュニア氏の妻は、結婚式後にバハマで開かれた「素晴らしい2晩の祝宴」について、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)が費用を負担したと明らかにした。ただ、実際の結婚式には関与していなかったと説明している。大統領一家を巡って新たな倫理上の疑問が浮上した。
ベッティーナ・トランプ氏はインスタグラムへの投稿で、結婚式の日取りが確定する前から祝宴は計画されており、ウマル・クレムレフ氏が主催したと述べた。クレムレフ氏はロシアのプーチン大統領とつながりのあるオリガルヒだ。
「親しい友人のウマルが、結婚式の後に2晩にわたる素晴らしい祝宴を主催してくれた。友人からの非常に寛大な結婚祝いであり、私たちは今も心から感謝している」と述べた。
調査報道機関プロパブリカは14日朝、クレムレフ氏がバハマでの祝宴費用を負担し、プライベートアイランドの貸し切りや花火ショーなどに数十万ドルを支出したと報じた。

クレムレフ氏が結婚式そのものに直接関与していなかったとしても、大統領の長男やその関係者が参加した2日間の祝宴費用を負担したことで、トランプ一家を巡る利益相反への疑問は一段と深まっている。
クレムレフ氏は国際ボクシング協会の会長を務める。同協会はロシアのエネルギー大手ガスプロムから資金提供を受けている。ガスプロムは現在、米国による広範な金融制裁の対象となっている。
クレムレフ氏の広報担当者はプロパブリカに対し、同氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏は数年前に知り合い、「友好的な関係にある」と説明した。
ホワイトハウスはコメントを控え、ベッティーナ氏のインスタグラム投稿を参照するよう求めた。
原題:Trump Jr.’s Wife Says Russian Paid For Parties But Not Wedding(抜粋)
(最後の2段落にコメントを追加して更新します)
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