ポーランドのトゥスク首相は、ロシアが北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドを含むウクライナ支援国に対し、ドローンやミサイルを使った「ハイブリッド型」の攻撃を計画していると警告した。ウクライナでの戦争は最も重大な局面を迎えている。

トゥスク氏は17日、議会で発言。情報機関が集めた証拠からみて、ロシアの狙いはウクライナの経済と物流を破壊するとともに、加盟国への攻撃を通じてNATOの決意を揺るがすことにあると述べた。これが「最も可能性の高いシナリオだ」という。

ウクライナ支援の重要な中継拠点となっているポーランドでは、不審な事件が相次いでいる。水道やエネルギー施設、病院などがサイバー攻撃を受けたほか、ワルシャワとウクライナ国境を結ぶ鉄道路線では、ロシア情報機関の関与が疑われる損傷も見つかった。7月下旬には、ロシアのミサイルがポーランド東部に落下した。

トゥスク氏は「NATO東部に位置する加盟国にドローンやミサイルが飛来し、被害が出る事態は十分に起こり得る」と警告した。ロシアは公式には「事故にすぎず、NATOが対応を検討する理由はない」と主張するだろうと述べた。

これらの発言は、トゥスク氏がウクライナ訪問に向け出発する数時間前のものだ。ロシアは最近、ポーランド国境に近い地域を含め、ウクライナへの攻撃を激化させている。15日には、NATOの戦闘機がリトアニア上空でロシアのものとみられる無人機を撃墜した。

トゥスク氏は「ウクライナの主要6都市では、頻繁かつ激しい攻撃が続くとみられる。倉庫や国防に欠かせない各種物資に加え、ここ数週間で特に攻撃が目立つ鉄道インフラも破壊の対象になる」と述べた。

原題:Poland Warns That Russia Plans to Strike Ukraine’s NATO Allies(抜粋)

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