(ブルームバーグ):米資産運用会社ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は、AI関連のインフラ整備が一般市民の反対で遅れれば、AIは「大企業の占有物」となり、アクセスが制限されると警告した。
フィンク氏は15日、トロントで開かれたカナダ投資サミットの公開討論会で、「コンピューティング能力の増強ペースが速ければ速いほど、AIが大衆化し、誰もが利用できる可能性が高まる」と語った。
AI開発大手が安全対策で協調し、米政府とも協力を目指す状況で、今回の発言は行われた。アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は12日、主要なAIモデル開発企業に対し、「(AIの)基準設定に進んで協力する」よう促し、壊滅的な危害が生じる可能性を減らすため開発ペースを落とすよう訴えた。
データセンターへの一般市民の反対は、プロジェクト開発者にとって悩み種であり、オハイオ州の重要な上院議席など一部で中間選挙の重要な争点となりつつある。
原題:Fink Warns AI Pushback Will Make Technology a Large-Firm Domain(抜粋)
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