(ブルームバーグ):米マイクロソフトは、AIアシスタント「Copilot(コパイロット)」の個人用と業務用を、法人顧客向けの単一製品に統合する。競争が激しい個人向けのチャットボット市場は事実上、OpenAIやアルファベット傘下のグーグル、メタ・プラットフォームズに譲る形となる。
同社が25日に発表した新たなCopilotでは、アプリやブラウザーのタブ上で、WordやExcelの文書を編集できる。自社の業務ソフトとの連携範囲が限られているとの不満に対応した。専門知識がないユーザーでも、ダッシュボードを作成したり、作業を自動化したりできるコーディング支援用のタブも設ける。今後数週間後に提供を始める。
同社は2年前、業務用と個人用のAIアシスタントで別々のチームを立ち上げて開発を始めた。だが、OpenAIの「ChatGPT」やグーグルの「Gemini」が広く普及すると、マイクロソフトは個人向けAIで苦戦を強いられた。足元では、メタの「Muse」も急浮上している。今回の統合はマイクロソフトにとってAI戦略の大きな転換となる。
6月末時点で、Copilotの法人向け有料契約は3000万件を超えていた。個人ユーザーはCopilotのチャット機能の限定版を無料で利用できるが、最も高度な機能は、約9000万人の有料ユーザーを抱える「Microsoft 365」契約者向けに限られている。
原題:Microsoft Abandons Personal AI Chatbot Race With Copilot Reboot(抜粋)
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