ソフトバンクグループと米OpenAIが出資する電力インフラ企業SBエナジーは、米国での新規株式公開(IPO)に伴い、日本の投資家から最大5億ドル(約773億円)を調達する計画だ。

同社が15日に関東財務局に提出した資料によると、日本での募集を取りまとめるみずほ証券のほか、大和証券とPayPay証券、楽天証券、SBI証券が国内投資家の申し込みに対応する。SBエナジーの米IPOで主幹事を務める米国みずほ証券から販売の委託を受ける。

募集における発行株数などは未定で、申し込みの受け付けは今月にも始まる。調達した資金は、データセンターなどの開発・建設に必要な運転資金や営業費用、設備投資に優先的に充てる予定だ。

イーロン・マスク氏の宇宙開発企業スペースXに続き、米IPOで日本の投資家を対象とした販売が行われることになる。スペースXは日本で3500億円規模を調達。日本は個人が直接IPOに参加できる数少ない地域となっていた。

日本のIPO市場では件数や金額が急減しており、海外IPOに伴う募集は国内投資家が大型案件に参加できる貴重な機会となる。今年に入り、市場からの資金吸収額が5億ドルを超えた国内IPOはタクシー配車のGOの1件にとどまっている。

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