中国のムーンショットAI(月之暗面)は年換算売上高を年末までに20億ドル(約3080億円)へと大幅に引き上げることを目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。AIモデル「Kimi K3」の好調を追い風に、米アンソロピックや中国の北京智譜華章科技(Z.AI)など競合に対する攻勢を強める。

北京に本社を置くムーンショットは最近、将来の売上高を測る指標となる年間経常収益(ARR)が8月に10億ドルを超えたと投資家に説明したという。6月時点では3億ドルだった。

この急増をけん引したのが、7月に投入したKimi K3だ。性能ベンチマークで首位に躍り出る一方、コストは米国の有力モデルを大幅に下回った。

関係者の一部によれば、同社は現在、販売ペースが再び倍増すると見込んでいる。消費者や企業の間でKimiの定額サービスや、ムーンショットがオンラインで提供するモデルへの関心が高まっているためだ。社内予想では年末までに年換算売上高20億ドルに達すると見込んでいる。関係者は非公開情報だとして匿名を条件に語った。

ムーンショットの広報担当者はコメントを控えた。

原題:China AI Star Moonshot Eyes $2 Billion Annualized Sales in 2026(抜粋)

--取材協力:Vlad Savov.

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