コロナ禍などで健康志向が高まっているとして、キリンビバレッジは免疫機能維持のサポートをうたった新商品を投入することなどで売上収益を1割増やす計画を明らかにしました。
キリンビバレッジの吉村社長は事業方針説明会で、物価高を理由に「客の節約意識が高まっている」と分析した一方、価格を下げることで販売数量を伸ばすのではなく、「付加価値の高い商品への転換を加速させることで、利益を出せるようにしたい」と話しました。
キリンビバレッジは、健康志向は更に高まると見ていて、▼健康な人の免疫機能維持のサポートをうたった独自素材「プラズマ乳酸菌」入りの飲料の販売目標を去年のおよそ1.5倍にしたほか、▼「無糖」や「砂糖不使用」の紅茶やコーヒーの新商品を投入することなどで売上収益を去年と比べて1割増やすとしています。

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