(ブルームバーグ):インドのITサービス企業タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は5日、傘下のハイパーボルト(HyperVault)と複数のパートナー企業が、同国南部に大規模なAIデータセンター拠点を建設するため7000億ルピー(約1兆1440億円)を投じると発表した。同国のテクノロジー企業が将来の成長分野として重視する事業への取り組みを加速する。
TCSが5日に証券取引所へ提出した資料によると、ハイパーボルトはテランガナ州ハイデラバードで、施設開発用に264エーカー(107ヘクタール)の土地を確保した。最大1ギガワットの処理能力を備える計画で、インド最大級のAIインフラ拠点になる見通し。再生可能エネルギーを活用し、水使用量を実質ゼロにする設計原則も採用する。
TCSは「この拠点は、最先端AI企業やハイパースケーラーに対し、高密度かつ液冷式のコンピューティングインフラを世界規模で提供する」と説明した。投資はインフラの建設と運営費用に充てられるとしている。
インド最大のソフトウエア輸出企業であるTCSは近年、AIを活用したサービスへの需要対応に苦戦している。海外投資家は、同国で拡大するスタートアップ経済に参入しようと、ハイパースケールAIインフラへの資金提供を目的に現地テクノロジー企業を通じて資金を投入している。
原題:TCS Plans One-Gigawatt Capacity Data Center in Southern India(抜粋)
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