(ブルームバーグ):トランプ米大統領はイランでの戦争を「取るに足らないことだ」と述べた。6カ月以上続いている紛争を巡り、トランプ政権からはその規模を軽視する発言が相次いでいる。
バンス副大統領は前日、大規模な戦闘は数カ月前に終了したとして、イランとの武力衝突を「戦争」とは表現しないと述べた。トランプ氏は4日、バンス氏の発言について問われ、同意する考えを示した。
「われわれにとっては小さなジャガイモ(取るに足らないものを意味する慣用句)なので、軍事衝突と呼んでいる。大きな問題ではない」とトランプ氏は述べた。「われわれは断続的に攻撃している。彼の発言は興味深かった。今は戦闘していないというのは、かなり的を射ていると思う」と続けた。
トランプ氏はこの日も、イランで死亡した米軍兵士18人を、長年にわたったベトナム戦争やアフガニスタン戦争での米兵死者数と比較した。一方で、「18人の尊い命を失った」と認めた。
「1人でも多過ぎる。しかしベトナムでは数万人を失った。アフガニスタンでも大勢が亡くなった」とトランプ氏は述べた。「われわれが成し遂げたことは驚くべきものだ。ベネズエラを掌握し、イランも事実上掌握した」と続けた。
イラン戦争へのトランプ氏の対応について、米国民の評価は低いことが世論調査に示されている。この戦争の影響で米国のエネルギー価格が急騰しており、11月の中間選挙では共和党が議会の過半数を失うリスクが高まっている。
トランプ政権から相次いでいる、戦争の影響を小さく見せようとする発言は、民主党の反発を招いている。ラトニック米商務長官は2日、イラン戦争で死亡した米軍兵士はいないと発言し、翌3日にこれを「言い間違えた」と釈明した。
原題:Trump Calls Iran Conflict ‘Small Potatoes,’ Plays Down War(抜粋)
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