ラトニック米商務長官は3日、イラン戦争で米軍兵士の死者は出ていないと述べたのは言い間違いだったと釈明した。

ラトニック氏は2日、CNBCとのインタビューで「大統領のイラン対応では米国人の死者は出ていない。実際には経済的に締め上げているだけで、政権は現在、その実行範囲を広げている」と述べた。

Photographer: Cornell Watson/Bloomberg

米国とイスラエルが2月末にイランを攻撃して以降、中東での紛争では米軍兵士18人が死亡し、数百人が負傷したことが、米国防総省のデータで明らかになっている。現地で死者数を集計している団体によると、イラン人の死者は3500人を超えている。

ラトニック長官は3日、ソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」への投稿で、「言い間違えた」と認め、「米軍兵士の死者が出なかったベネズエラでの軍事作戦のことを考えていた」と釈明した。米軍兵士18人が死亡したことを認め、「ご遺族のことを思うと胸が張り裂ける思いであり、心からお悔やみ申し上げる」と述べた。

ラトニック長官が投稿する約45分前、トランプ大統領が自身のソーシャルメディアでこの問題に言及していた。トランプ氏は、商務長官が「誰も死亡していないと発言した際、ベネズエラのことが頭にあった。イランでは18人が死亡した!」と述べた。

戦争は7カ月目に入っており、死傷者に関する政権当局者発言には一部から批判が上がっている。

トランプ氏は7月、ベトナム、朝鮮、イラク、アフガニスタンのどの戦争より今回の戦死者が少ないことを示す画像を投稿。今回の紛争の死者数を軽視したように受け取られ、批判を浴びた。

「これが本当の事実だ。報道しろ!」とトランプ氏は述べた。

同じ7月には、米国防総省がイラン戦争の死傷者の報告方法を変更し、死亡した米軍兵士4人の氏名を別のウェブページに掲載したことから、戦争による死者数を過小に見せていると批判された。

米国防総省は実際の死者数を隠そうとしているとの見方を否定した。

原題:Lutnick Says He ‘Misspoke’ About American Deaths in Iran War(抜粋)

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