ビジネスや金融、時代のキーパーソンに話を聞く番組「CROSS DIG 1on1」。
テーマは【Z世代から起こる「国学ルネサンス」】です。

「どう生きていいかわからない」
「SNSの誹謗中傷やヘイトに言葉が届かない」

世俗化が進んだ現代社会で、若者を中心に「知への猛烈な渇望」が高まっています。しかし、西洋から輸入された政治思想や精神分析の言葉は、私たちの日常や感情から遠く離れ、腹落ちする答えを与えてくれません。

今回の「1on1」は言論界で脚光を浴びる国学研究者・石橋直樹さんをゲストに招き、「国学」の真のポテンシャルを紐解きます。

戦後「太平洋戦争へ導いた危険な思想」と捉えられてきた国学は、本来、江戸幕府という既得権益を相対化し打破するための「反権力の革新思想」でした。

国学者の平田篤胤らが展開した「誰もが平等に霊魂を持ち、死後に審判を受ける」という思想は、身分制度を揺るがす究極の平等論であり、日本固有のリベラリズムの芽生えでもありました。

さらに夢の中で没後の本居宣長に弟子入りし、その後全国に3,700人の弟子を持った平田の私塾「気吹之舎」の構造は、現代のSNSやオンラインサロン、スタートアップ精神そのものです。

「一般意思」や「社会契約」といった西洋近代の知が限界を迎える中、地元の風土や人情、注釈文化に根ざした「国学」はいかに現代人の心を救い、新しい生き方の軸となり得るのか。そして大学組織の限界を超えて復活する「現代の私塾」の可能性に迫ります。

ぜひ最後までご覧ください!

◆トークテーマ◆
・なぜ、いま国学なのか
・Z世代が「国学」に惹かれる理由
・これからの国学と日本の知識人

◆出演◆
▼石橋直樹
東京大学 大学院人文社会学系研究科 所属
2001年神奈川県生まれ。専門は民俗学・近世思想史・文学。
論考「ザシキワラシ考」で2020年度佐々木喜善賞奨励賞を受賞。論考「〈残存〉の彼方へー折口信夫の「あたゐずむ」から」で第29回三田文學新人賞評論部門を受賞。論考「看取され逃れ去る「神代」」の発表以降 平田篤胤を中心とした国学思想・儀礼を専門に研究を進める。
X:@1484_naoki

▼竹下隆一郎
TBS CROSS DIG with Bloomberg チーフ・コンテンツ・オフィサー(CCO)
朝日新聞経済部記者を経て、朝日新聞を退社。2016年から2021年6月までハフポスト日本版編集長。
2021年8月にビジネス映像メディアPIVOTの創業メンバーに。
2024年11月よりTBSテレビ特任執行役員。
X:@ryuichirot

◆スタッフ◆
ディレクター:井部直樹 佐藤朱里 青木菫 杉本葵 小栗幸来 寺田梨和 大村陸
映像編集:天笠広規
サムネイルデザイン:石橋哲郎

◆収録日◆
2026年7月23日