ネパールと中国で起きた大規模な土石流は氷河の崩壊によるものだと指摘されていますが、国連の担当者は、ヒマラヤ地域が氷河に関連する洪水による深刻なリスクに直面していると警告しました。

国連によりますと、2020年時点で、ネパール、中国、インドで決壊の危険性がある氷河湖が合わせて47確認されています。

ロイター通信によりますと、現在はさらに増えていると推計され、国連の担当者は、危険にさらされている人口は「数百万人にのぼる」と述べました。「氷河湖から溢れる水を受け止める河川沿いで被害を防ぐには技術の進歩だけでは追いつかない」としています。

また、国連の当局者は、気候変動によって氷河が融解が加速して岩盤が緩み、氷河湖の水をせき止める自然の堤防への圧力が強まっていると指摘。決壊の脅威が高まっているとしています。