セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の「そごう・西武」を投資ファンドに売却する時期について、当初予定していた2月1日から3月中に延期すると発表しました。西武池袋本店にヨドバシカメラが出店する計画をめぐり調整に時間がかかっているためとみられます。
セブン&アイ・ホールディングスの発表によりますと、傘下の百貨店「そごう・西武」をアメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却する時期は当初、来月1日を予定していました。しかし、「条件の充足に向けて交渉を継続している」という理由から、売却時期を3月中に延期するということです。
東京・豊島区にある旗艦店・西武池袋本店に、フォートレスと組むヨドバシホールディングスがヨドバシカメラを出店する計画をめぐり調整に時間がかかっているとみられます。
ヨドバシカメラが西武池袋本店に出店する計画をめぐっては、豊島区長が「家電量販店は低層階に入ってほしくない」などと述べて、否定的な考えを示していました。

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