ニューヨーク時間14日の原油相場は上昇している。前例のない対イラン経済措置を講じるというベッセント米財務長官の発言を見極めたいとのムードが広がる中で、軟調に推移する場面もあった。

北海ブレント原油は一時、1バレル=88ドルを上回った。ロンドン時間に付けた88ドル台後半からは伸びが鈍化したが、週間ベースではなお5%余り上昇している。

ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)はニューヨーク市場の早い時間帯に82ドルを上回り、午後0時14分現在は0.5%高の81.65ドルとなっている。

ライト米エネルギー長官はFOXニュースに対し、ホルムズ海峡を通過する船舶を米軍が護衛する能力は高まっており、原油輸送量の拡大につながっているとの認識を示した。

MSTマーキーのシニアエネルギーアナリスト、ソール・カボニック氏は、新たに大きな展開があるまで原油価格は1バレル=80-90バレルのレンジで推移する可能性が高いと指摘。紛争の行方や域外に出荷される原油の量を巡る不透明感が強く、先行きは依然見通しにくいと述べた。

原題:Oil Swings as US Warns of Economic Pressure to Isolate Iran(抜粋)

--取材協力:松山かの子、Paul Burkhardt.

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