ドイツ高級車メーカーのBMWは、AIの活用による業務効率化などを通じ、来年半ばまでに管理職ポストの5分の1を削減する計画だ。コスト削減と収益性向上を目的にした退職支援計画の一環となる。

BMWは30日、一部部門を縮小し、それに伴う管理職ポストを削減すると発表した。同社によると、こうした削減はさらに下位のポストにも及ぶ。「AIの効率的な活用を通じて」、より機動的な企業を目指すという。

BMWの事業構造に詳しい関係者によると、同社には取締役会の直属となるシニアバイスプレジデントが約65人おり、その下にはさらに約400人の幹部職がいる。このため、約100の上級職が削減される見通しだ。

今年7月には、同社はドイツ国内のホワイトカラー職を削減することで合意した。世界全体で従業員の5%に相当する約8000人を削減する計画だと、事情に詳しい関係者が当時明らかにした。

BMWはプレゼンテーション資料で、AIを活用してシニアバイスプレジデントを「20%削減」し、「それに伴う管理体制の統合」を進めることで、「経営体制の合理化」を図ると説明した。

ミラン・ネデリコビッチ最高経営責任者(CEO)は声明で、「今後数年間、この業界を特徴づけることになる一段と激しい競争に対応できるよう、組織体制とコスト基盤の改善を進めている」と述べた。

原題:BMW Targets Shedding 20% of Managers Through AI in Savings Push

(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.