英国のバーナム首相は英空軍基地で発生した保安上の事件について、イランが背後にいたとみていると述べた。同基地は米軍が対イラン攻撃で使用している。

イングランド・グロスターシャー州のフェアフォード英空軍基地で27日、テロ行為を準備していた疑いで男性5人が逮捕された。現場で爆発物は見つからなかったが、燃料が発見され、回収された。5人は保釈されたが、捜査は継続されている。

バーナム首相は30日、外国勢力が関与していたのかとBBCから問われ「そう考えている。イランが関与したことを強く示唆するものがある。ただ警察による捜査は複雑かつ重大で、現在も続けられている」と答えた。

「もちろん、われわれは米国側と緊密に連携している」とバーナム首相は述べ、「われわれがイランの関与を疑っていることは確認できる」と語った。

在英イラン大使館は28日、この事件をイランと結び付けようとする動きを批判する声明をソーシャルメディアの「X(旧ツイッター)」に投稿した。「根拠がなく悪意のある」ものであり、イランは「断固としてこれを否定し、強く非難する」と表明した。こうした臆測は「英国内の反イラン感情をあおるプロパガンダ以外の何物でもない」と述べた。

フェアフォード英空軍基地は、米空軍グローバル・ストライク・コマンドが欧州で爆撃機を運用する際に優先的に使用する前方作戦基地となっている。バーナム首相は7月、イランに対する「防衛的攻撃」のために米国が同基地を使用することを承認し、スターマー前首相の方針を引き継いだ。

ブルームバーグは今週、イランの代理勢力が関与したと考えるのが自然だとする捜査当局の認識を報じた。

原題:Burnham Says Iran Likely Involved in UK Airbase Incident(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.