(ブルームバーグ):米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、このところのインフレ鈍化に勇気づけられているとした上で、米連邦準備制度理事会(FRB)目標の2%に向かってインフレ率が低下しているとの確信を得るには、向こう数カ月にわたって同様の動きを見る必要があるとの認識を示した。
グールズビー氏は14日、米消費者物価指数(CPI)から読み取れる今夏のインフレは、関税や原油高など過去1年の物価押し上げ要因の一部が経済に波及する局面が一巡しつつあるとの楽観的な見方をもたらしていると述べた。ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで発言した。
「5-6カ月にわたって望ましくない方向に進み、全般的には高過ぎることを踏まえても、過去3カ月の動きには勇気づけられている」とし、「6月に見られたような動きが3-4カ月続けば、2%に戻る軌道にあるとの確信がかなり強まるだろう」と語った。

グールズビー氏は7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置き決定を自身が支持したと説明した上で、現在の最大の懸念材料はインフレだと述べた。経済成長と労働市場から見れば、米経済は「基本的に安定」しているとの見解を示した。
「いったんインフレに弾みがつけば、それを取り除くのは痛みを伴い、困難になり得る」とも述べた。
この日発表された7月の米小売売上高は、2025年5月以来の大幅な落ち込みとなった。
グールズビー氏は、個人消費が米経済成長全体に与える影響の大きさを踏まえると、小売売上高の減少が数カ月にわたって続けば懸念材料になると述べた。
原題:Fed’s Goolsbee Wants to See More Evidence of Cooling Inflation(抜粋)
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