米資産運用会社ブラックロックでグローバル債券の最高投資責任者(CIO)を務めるリック・リーダー氏は、円相場を下支えするには為替介入だけでは不十分で、日銀がタカ派的なシグナルを発する必要があると述べた。

円相場は今週、対ドルで再び160円にじりじりと近づいている。7月末に日米が実施した協調円買い介入による上昇分の半分近くを失い、為替介入の限界が浮き彫りになっている。

リーダー氏は12日に行われたブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、為替介入は円相場の回復に向けた「最も持続性のある」手段ではないと述べた。

「長年にわたり為替介入を見てきたが、効果を上げるには大規模な介入を続ける必要がある」と同氏は指摘。「必要なら利上げし、タカ派姿勢を取る用意があると市場に信じてもらえるような政策運営が求められる。日本はそれを示す必要がある」と続けた。

事情に詳しい関係者によると、高市早苗政権は早期の利上げを支持しており、日銀は9月か10月に開催する金融政策決定会合での政策金利引き上げを視野に入れている。

原題:BlackRock’s Rieder Says Yen Rebound Hinges on BOJ Hawkishness(抜粋)

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