(ブルームバーグ):韓国株が上昇。韓国総合株価指数(KOSPI)が7月30日の安値から20%超上昇し、強気相場入りが視野に入っている。AI関連銘柄の世界的な反発を背景に、先月の大幅な下落から急速に切り返している。
KOSPIは13日の取引で一時4%上昇し、7月30日の安値からの上昇率は約22%となった。指数への寄与度が大きいメモリー半導体メーカーのサムスン電子とSKハイニックスがいずれも4%超上げた。
世界の大手テクノロジー企業が最新の決算でAIへの巨額投資を継続していることが示され、ハイテク機器株への投資意欲が戻りつつある。ここ数カ月は、半導体株のレバレッジ取引で強制的なポジション解消が広がったことをきっかけに売買停止が相次ぎ、個人投資家の資産が数十億ドル規模で失われていたが、投資家心理はそこから大きく好転した。政府が最近、個別株を対象とするレバレッジ型上場投資信託(ETF)への規制を強化したことや、投資家が信用取引の借入残高を減らしている兆しも、市場の安定化に寄与している。
ドバイのアルケビウム・キャピタルのマクセンス・ヴィソー最高投資責任者(CIO)は「レバレッジが解消されれば、同じ市場でも猛烈に反発することがある」と指摘。「強制的な売り手はいなくなる。空売り投資家は利益を確定する。ディーラーは下落に備えたヘッジを縮小する」と述べた。
KOSPIは年初来で60%超上昇している。7月には22%下落し、世界金融危機以来最悪の月間下落率となった。
原題:Korean Stocks Rise 22% in Ten Days as Chip Rally Regains Steam(抜粋)
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