(ブルームバーグ):世界的工作機械メーカーのDMG森精機が海外市場で新株を発行し、482億円を調達する。同社が12日に関東財務局に提出した資料で明らかにした。
同資料によると、調達資金は長岡工場とポーランド工場の設備投資や研究開発などに充当予定。工作機械メーカーとの事業再編機会や技術獲得を念頭に置いた合併・買収(M&A)や資本提携などの可能性も継続的に検討しており、資金の一部をM&A向けにあらかじめ確保することも目的の一つとしている。
DMG森精は発行済み株数の約11%に当たる1500万株を新たに発行し、公募価格は12日にも決定する見込み。払込期日は27日。みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループが共同主幹事を務める。
格付投資情報センター(R&I)はリポートで、有利子負債ではなく、資本で資金調達することは財務基盤強化の点でプラスであり、格付けへの下押し圧力がやや緩和するとの認識を示した。
日本企業が資本市場を活用し、資金調達する例は増加傾向だ。国内金利の上昇を受け、転換社債型新株予約権付き社債(CB)の発行が増えているほか、川崎重工業はCBと公募増資を組み合わせた調達を実施した。
(情報の詳細を追記し、全般的に記事を再構成)
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