マーケットメーク(値付け)大手ジェーン・ストリートは、総額110億ドル(約1兆7500億円)に上る債務再編の一環として、55億ドルの変動金利型ローンを返済する。

S&Pグローバル・レーティングが11日公表したリポートによると、ジェーン・ストリートは56億ドルの社債についても、2031年、33年、36年を満期とする総額146億ドルの新たな優先担保付社債で借り換える見通しだ。

フィッチ・レーティングスの別のリポートによると、ジェーン・ストリートは債務再編に加え、調達資金の一部をテクノロジー関連インフラへの投資や取引戦略の拡充に充てるとみられる。

ジェーン・ストリートの担当者はコメントを控えた。

S&Pはジェーン・ストリートが新たに発行する優先担保付社債を、投資適格級を2段階下回る「BB」と格付けした。「高い収益力を上げてきた実績」と「トレーディング事業の規模・範囲拡大」を評価した。

フィッチによるジェーン・ストリートの長期発行体デフォルト格付け(IDR)は「BBB-」で、投資適格級として最も低い水準だ。

ジェーン・ストリートの昨年のトレーディング収入は過去最高の396億ドルだった。ブルームバーグの過去の報道によると、ジェーン・ストリートは資金調達を巡り、米資産運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)などと協議している。

原題:Jane Street Repaying $5.5 Billion Loan in Overhaul of Debt Load(抜粋)

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