原油価格は週明け27日のアジア市場序盤で下落した。米国が週末にイランへの攻撃を停止したことを受け、市場では中東の供給リスクを見極める動きが広がった。一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビア国内の標的を攻撃したと主張している。

北海ブレント原油は1バレル=90ドルを割り込んだ。前週末24日も下落して取引を終えていた。米ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は84ドルを下回った。欧州天然ガスも一時7.8%下落した。

米国は約2週間にわたる対イラン空爆を2夜連続で停止した。一方、イランは報復攻撃を控えていることを示唆するとともに、ホルムズ海峡を巡りオマーンと協議を行った。

米国は13日間連続でイランを攻撃した後、24日夜以降は説明や発表がないまま攻撃を見送っているとみられ、トランプ米大統領が次にどのような対応を行うのか疑問が生じている。

一方、フーシ派は、紅海に面するジザンとヤンブーで、サウジの国営石油会社サウジアラムコの関連施設をミサイルと無人機で攻撃したと主張した。サウジ政府やアラムコは、同社の施設が標的になった事実を確認していない。

原題:Oil Slumps at Week’s Open as Washington and Tehran Pause Attacks、Oil Tumbles as US and Iran Pause Military Strikes: Markets Wrap(抜粋)

(第2段落以降に最新の値動きなどを追加して更新します)

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