(ブルームバーグ):イスラエルのネタニヤフ首相は国連総会に出席するため、ニューヨークを訪問する考えを明らかにした。国際刑事裁判所(ICC)はネタニヤフ首相の逮捕状を発布しており、この執行を巡って同氏はニューヨークのマムダニ市長と対立している。
ネタニヤフ首相はFOXニュースとのインタビューで「国連の演壇に立って真実を語り、イスラエルと米・イスラエル同盟のために発言するつもりだ」と述べた。
ネタニヤフ首相の逮捕状を執行すると公言していたマムダニ市長は先週、法的な権限がないとして断念すると発表した。同市長は動画の中で、ネタニヤフ氏を「パレスチナの人々に対する恐ろしいジェノサイドの責任者」である戦争犯罪人と呼び、「ニューヨーク市は歓迎しない」と述べた。
これに対してネタニヤフ首相は、マムダニ市長が「根拠のない非難」を広め、ニューヨーカーの分断をあおり、「憎悪をかき立てている」と反論した。

マムダニ市長がネタニヤフ首相の拘束を断念する前、トランプ大統領はソーシャルメディアへの投稿で、「いかなる形であっても」ネタニヤフ首相が米国で逮捕されることはないと述べた。
各国首脳は通常、公務で米国を訪問している間は、一定の裁判権免除が認められている。また米国はICCの締約国ではないため、同裁判所の逮捕状を執行する法的義務を負っていない。
イスラエルはICCの逮捕状を不当だとして退けている。ガザでの戦争は自国民を守るための正当な防衛であり、2023年10月7日にハマスが実施した攻撃への正当な対応だとして、ジェノサイドではないと主張している。米国がテロ組織とみなすハマスの戦闘員はイスラエルに侵入し、約1200人を殺害し、約250人を人質として連れ去った。
一方、イスラエル軍はガザ地区の大部分を破壊し、ハマスが運営する同地区保健当局によると、死者は7万3000人を超えている。
原題:Netanyahu Vows to Attend UN as Mamdani Says He’s ‘Not Welcome’(抜粋)
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