(ブルームバーグ):米アップルは、スマートフォン「iPhone」の日本国内での販売価格を引き上げた。円相場が対ドルで約40年ぶりの円安水準で推移する中、日本での値上げに踏み切った。
18日時点のウェブサイトによると、iPhone 17の標準モデルは14万2800円と、従来価格の12万9800円から約10%値上げした。
米国での同様モデルの価格は、発売当初の799ドル(約12万9800円)に据え置かれている。アップルは6月に、メモリーチップとストレージの深刻な供給不足に伴うコスト上昇を理由に、Macなど一部商品を世界で値上げしたが、主力製品のiPhone価格は同時に引き上げなかった。
アップルの日本の広報担当はブルームバーグの取材に対し、公式なコメントは控えた。
円相場は6月30日に、約40年ぶりの安値となる1ドル=162円台に下落した。円安抑止のため、日本の通貨当局は4月28日から5月27日にかけて過去最高の11兆7300億円に及ぶ円買い介入を行ったが、反発は一時的だった。また、これまで現実味に乏しいとみられてきた200円台への円安シナリオを、最悪ケースとして意識し始めた一部の市場参加者もいる。
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