映画「The Big Short(邦題:マネー・ショート 華麗なる大逆転)」で投稿した知られる投資家マイケル・バーリ氏は、今年の世界的なAI株高で他市場に出遅れた香港株は、割安株を買う好機だとの見方を示した。

ヘッジファンド会社サイオン・アセット・マネジメントの創業者であるバーリ氏は17日、「韓国、日本、そしてSOXXの勢いが衰える中、香港で今後上昇が見込まれる割安株を探すには、今が特に良いタイミングだ」とXに投稿した。同氏は今月初め、中国の電子商取引大手JDドットコム(京東)の株式を買い増したことも明らかにしている。

2008年の金融危機に先立ち、米住宅市場への空売りで知られるバーリ氏の今回の発言は、AI企業による技術の収益化能力や巨額の投資を巡る懸念が強まり、世界的に半導体株への売り圧力が強まる中で示された。モルガン・スタンレーも、企業業績への楽観的な見方などを背景に、投資家に香港株の積み増しを推奨している。

香港のハンセン指数は個人消費の伸び悩みや中国の電子商取引セクターへの信頼感の後退を背景に投資家心理が悪化し、今年に入って4.9%下落している。

これに対し、韓国の主要株価指数は、同国の2大半導体メーカーの株価上昇を背景に62%急騰した。ティッカーシンボル「SOXX」で取引される上場投資信託(ETF)のiシェアーズ・セミコンダクターETFは76%上昇している。

原題:Michael Burry Says ‘Good Time’ to Chase Hong Kong Stock Bargains

(抜粋)

(リンクを加えます。更新前の記事で見出しの名前を訂正済みです)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.