米飲料・スナック菓子大手、ペプシコは消費者が支出を抑えたことから、4-6月(第2四半期)の北米スナック事業の回復に遅れが出たと明らかにした。ガソリン価格の上昇が影響したという。

スナック菓子の「ドリトス」や「レイズ」、スポーツ飲料の「ゲータレード」を展開する同社は今年、一部ブランドで最大15%の値下げを実施したものの、北米食品事業の売上高は2%減少し、販売数量は横ばいだった。

ラモン・ラグアルタ最高経営責任者(CEO)は9日のアナリスト向け電話会議で「消費者心理は当社の想定以上に悪化しており、その主因はガソリン価格だ」と述べた。またガソリン高騰が影響し、コンビニエンスストアなど衝動買いが多い店舗で、想定を超える買い控えが起きていると説明した。

9日のニューヨーク株式市場で、ペプシコは一時5.5%下落した。前日の終値時点では年初来で約1%下げていた。S&P500種株価指数は同期間に9.3%上昇している。

ペプシコはスナック菓子の販売強化に取り組んでいる。消費者を呼び戻すため、中間サイズの商品を最大15%値引きした結果、今年初めには一時的に回復の兆しも見えていた。しかしその勢いは第2四半期に鈍化した。

同社は2026年度通期の業績見通しを据え置き、値下げ効果は年末にかけて徐々に表れるとの見通しを示した。

動画:ペプシコ決算について報じるブルームバーグテレビジョン

イランで続く戦争を背景に、米ガソリン価格は急騰し、ガロン当たり4ドルを突破した。

第2四半期決算では、一時的項目を除いた調整後1株当たり利益が2.20ドルと、アナリスト予想平均をやや上回った。

原題:PepsiCo Says High Gas Prices Have Shoppers Buying Fewer Snacks(抜粋)

--取材協力:Jonathan Roeder.

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.