(ブルームバーグ):メキシコ政府によると、国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)の開催期間中、国内の三つの開催都市を訪れた外国人観光客が約300万人に達した。地元観光産業への影響について初めて実施された政府の公式評価で明らかになった。
メキシコ観光省が20日にブルームバーグ・ニュースに明らかにしたところによると、6月8日から7月12日までの間にメキシコ市、グアダラハラ、モンテレイを訪れた旅行者は合計750万人だった。このうち、外国人観光客が約40%を占め、残りは国内旅行者だった。

総訪問者数は、大会前に見込まれていた約550万人を上回り、W杯の経済効果を測る上で最初の目安となる数字となった。政府は当初、経済効果を34億ドル(約5550億円)余りと予測していた。
20日にブルームバーグに提供されたデータによると、大会期間中の観光消費額は約400億ペソ(約3750億円)と見積もられている。
大会期間中の総訪問者数は政府予想を上回ったものの、大半は日帰り客で宿泊を伴わなかった。平均支出額は少なくとも1泊する旅行者の方がはるかに多い。観光省によると、3都市でホテルなどに少なくとも1泊した旅行者は約300万人だった一方、約450万人は日帰りで訪れた。
世界的に有名なビーチや人気の文化遺産を背景に、メキシコの観光産業は国内総生産(GDP)の最大の構成要素となっており、経済活動全体の約9%を占めている。
メキシコは6月11日から7月5日にかけて、W杯の全104試合のうち13試合を開催。これにはイングランドがメキシコ代表を破った決勝トーナメント1回戦も含まれている。メキシコは1970年と1986年に続き、今回で3度目の開催国または共同開催国となった。
原題:World Cup Attracted 3 Million Foreign Tourists to Mexico (1)(抜粋)
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