1ドル=163円台と、およそ40年ぶりの円安水準となるなか、片山財務大臣は「適切に断固たる対応をする」と為替介入を示唆しました。

片山さつき財務大臣
「米・イランの状況が急にこのようになるとは、世界中、ここまでの悪化を期待も予測もしていないので、非常に苦しい状況ですが、我々の方針は全く変わっておりません。必要があればいつでも適切に断固たる対応をいたします」

外国為替市場では、中東情勢の悪化により「有事のドル買い」が進んだことなどから、円相場は1ドル=163円台と、およそ40年ぶりの水準となりました。

片山大臣は記者団に、「適切に断固たる対応を行う」と、為替介入を示唆して市場をけん制しました。

焦点だった「骨太の方針」をめぐっては、政府が市場に配慮して修正を加えたものの、円安を食い止めるには至っていません。

木原稔 官房長官
「我々の方針というのは何も変わることはありません。いずれにしましても、高市内閣としては、マーケットからの信認を確保しつつ、国内経済への影響を含めまして、経済財政運営に万全を期してまいります」

木原官房長官は午前の記者会見で、円安をめぐり、このように述べたうえで、「為替については、必要に応じていつでも適切に対応していく」と強調しました。