韓国銀行(中央銀行)は、サムスン電子とSKハイニックスに連動する個別株レバレッジ型上場投資信託(ETF)が市場の集中を一段と高め、価格変動を増幅させるほか、一方向への売買を強める恐れがあると警告した。聯合ニュースが報じた。

聯合によると、韓国中銀は、野党・国民の力のパク・ソンフン議員への書面応答で、「サムスン電子とSKハイニックスが株式市場の時価総額と取引規模の半分超を占める中、個別株レバレッジETFへの投資が拡大すれば、こうした集中現象をさらに深化させる可能性がある」と指摘した。

事業環境や市場期待の変化に応じて資金の流出入規模が拡大すれば、これらの商品が一方向への売買を増幅させることがあり得ると、韓国中銀は説明。また、相場が調整局面に入った場合には個人投資家の損失が拡大する恐れがあるほか、解約の増加やポートフォリオのリバランスが株価変動を一段と高める可能性があると警鐘を鳴らした。

聯合によれば、韓国中銀は個別株レバレッジETFが株式市場と金融システムに与える影響を巡り監視を強化する方針だ。先月には、金融監督院(FSS)の李粲珍院長が、これらの商品について導入を阻止できなかったことは残念だったと述べ、副作用が大幅に拡大しているとの認識を示していた。

原題:BOK Warns of Risks From Single-Stock Leveraged ETFs: Yonhap(抜粋)

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